ちょっと上級者向けに、多機能かつ描き味を重視して開発している無料のFlash絵チャットです。
特徴
ユーザーアカウントの作成やSNS等のアカウント認証を必要とせず簡単に参加が可能です。
サーバー関連の開発技能と認証に関する知識が不足しているためです。
描き味と高速なレスポンスを目標として開発されています。軽さについては合格点をいただけると思っています。
Flash製の絵チャットなのでFlashPlayerが動作する環境であればお好みのどのWEBブラウザでもご利用いただけます。
複数のレイヤーを使用する事ができます。
傾きや左右反転等の利用者の方によってはこだわりのある機能をサポートしています。
ずんだ絵チャットツールとの違い
レイヤー数が大幅に増えています。
Flashのベクトルベースの表示ではなくビットマップの形式のカンバスになっています。
このため沢山線を書いても全く負荷が変わらないという利点と、ブラシ等のベクトルベースでは表現できないにじみのあるツールを使用する事ができます。
ナビゲーションバー
主にWEBブラウザのナビゲーションを操作するボタン等があります。
- TOPページ
- ロビー1
- ロビー2
- Wacomプラグインを使用する
チェックを入れるとペンタブレットの筆圧等の情報をWEBサイト上で使用できる「WacomTabletPlugin」を有効にした状態でページが開かれます。
Wacomプラグインを有効にするとFlashの描画結果がWEBブラウザの描画にバッファーされるためか、若干遅延するような気がします。
- 使い方
- 変更点
Flash等のシステム的な変更点があった場合記述される履歴をHTML文章を小窓で表示します。
カンバス全体のプレビュー
カンバス全体のプレビューと、現在表示しているエリアを赤く示しています。
このプレビュー画面は1.5秒周期でアップデートされます。
- ドラッグ
赤く示されたカンバスの表示エリアを移動し、実際に表示されている範囲にシンクロします。
カンバスの表示操作ボタンバー
カンバスの表示エリアを変更する操作をボタンが集められています。
カンバスを反時計周りに15度回転します。
カンバスを時計回りに15度回転します。
カンバス全体を見渡せるように大きさを調整します。
カンバスの回転・反転を元に戻し、その後全体を見渡せる大きさに調整します。
カンバスの表示を水平方向に反転します。
カンバスの表示を垂直方向に反転します。
カンバスの表示を可視範囲の左上を原点として1.0倍(100%)にします。この倍率は最もピクセルが正しく表示される倍率です。
カンバスを可視範囲の中心を原点として拡大表示します。
カンバスを可視範囲の中心を原点として縮小表示します。
オンラインの情報
マルチユーザーに関する原則的な情報を表示します。
- ユーザー数
システムが認識しているネットワーク上のユーザー数の値が示されています。
ユーザー数の上昇は素早く反映されますが、減少の判定は15秒周期で行われるため遅延があります。
レイヤーの操作
レイヤーの操作を行ないます。
- 共有レイヤーの消去
共有レイヤーの表示内容を全て消去し、クリアな状態にします。
- 選択中のレイヤーの消去
選択中のレイヤーの表示内容を消去し、クリアな状態にします。
- レイヤーの選択
ブラシや消しゴム等を書き込むレイヤーを選択します。
数値の大きい方が前面となり、数値が低い物が背面となります。
ツールバー
カンバスに描画を行うためのプロパティ等を変更できます。
- ブラシツール
基本的な設定の描画ツールです。中心位置を100%として円周で0%になる放射状のグラデーションを筆先にし、不透明度をマージしてカンバスに書き込みます。
- エアブラシツール
不透明度の広がりが強くなるように設定されたブラシです。流量を極小の領域に変更するとそれっぽく書き込めます。
- ペンツール
2値化されたブラシです。
- 消しゴムツール
ブレンドを「Erase」に設定されたブラシです。筆先もブラシと同じです。
これらの描画ツールを選択すると次のようなプロパティ画面が表示されて変更が可能となります。
- 筆圧で太さを操作する
Wacomプラグインから筆圧の情報を取得して、筆圧レベルと太さを乗算させるかどうかを示しています。
- 太さ
このツールの直径を決定します。最小値は1です。
- 流量
マージされる1つづつの筆先の不透明度を決定します。この値を減少させて設定すると1ストロークで不透明度が重なる線を描画できます。
- カラータイル
現在選択されている色のプレビューです。押下すると色を選択できます。
カラータイルを押下すると次のような画面が表示されて、選択中の色を変更する事ができます。
- ブレンドモード
選択されているレイヤーの描画物に対して、ブラシ等のツールがどのブレンドモードを使用して書き込むかを設定します。
- カラートレイ
16色のカラーパレットを保存して使用します。クリックで選択しているトレイを変更します。
- AHSVカラーセレクタ
視覚的な操作でAHSVの色空間を操作して、選択している色を変更します。
- スポイト
Flash上の色を取得します。このボタンをクリックしたまま取得したい色の座標までドラッグし、マウスボタンが離された地点の色を適用します。
カンバス
ネットワーク上の共有空間となる複数のレイヤーのあるカンバスです。
ペンタブレットやマウス等のマウスカーソルとマウスボタンの押下状態を制御するデバイスで次のような操作を行います。
- ドラッグ
選択されているツールと色の設定を基にカンバスへ書き込みを行います。
- マウスホイールの回転
カンバスの拡大縮小を変更し、またマウスカーソルの位置にフォーカスし視覚的な移動と合わせて使用します。
マルチタッチ機能のあるコンピュータでFlashPlayerがタッチ機能を検出できるシステム状態では、次の操作を行うことができます。
- 1本指でドラッグ
通常のマウスのドラッグと同様にツールと色を基にキャンバスに書き込みを行います。
- 2本指でドラッグ
それぞれの指の位置とカンバスの位置を一致させて、拡大や縮小やカンバスの表示領域の移動等の操作を行います。
チャット
システムメッセージやユーザーが発信したメッセージをシリアルに表示します。メッセージは5行、メッセージが追加されてから20秒以内にフェードアウトして消滅します。
- チャット入力
他のユーザーへのメッセージを入力します。入力欄にフォーカスがある状態でESCキーで閉じ、Enterで発信を行います。
特定のキーボード操作を行うことで、表示を変更したり絵チャットの操作をショートカットする事ができます。
タブレット等のボタン割り当て等にご利用下さい。
ツールやチャット等の操作
ESC | 書き込んでる最中に押すとその線をキャンセルします |
CTRL + 1 | カラートレイの上段の色を選択します。 キーボードの数字とカラートレイは左から順に対応しています。 |
CTRL + 2 |
CTRL + 3 |
CTRL + 4 |
CTRL + 5 |
CTRL + 6 |
CTRL + 7 |
CTRL + 8 |
1 | ブラシツールを選択します。 |
2 | エアブラシツールを選択します。 |
3 | ペンツールを選択します。 |
4 | 消しゴムツールを選択します。 |
5 | 色選択画面をトグルします。 |
ENTER | チャット入力画面を開きます |
カンバスの表示に関する操作
CTRL + SPACE | カンバスを左右に反転させます |
SHIFT + SPACE | カンバスを上下方向に反転させます |
CTRL + UP | カンバスを上へ移動させます |
CTRL + DOWN | カンバスを下へ移動させます |
CTRL + LEFT | カンバスを左へ移動させます |
CTRL + RIGHT | カンバスを右へ移動させます |
CTRL + NUM+ | カンバスを拡大します |
CTRL + NUM- | カンバスを縮小します |
CTRL + SPACE | カンバスを左右反転に表示します |
CTRL + SPACE | カンバスを左右反転に表示します |
CTRL + SPACE | カンバスを左右反転に表示します |
CTRL + SPACE | カンバスを左右反転に表示します |
マウスストロークと併せて使用する操作
CTRL + ドラッグ | カンバスを回転させます |
ALT + ドラッグ | スポイトツールを呼び出して色を取得します |
SPACE + ドラッグ | カンバスを移動します |
Flash上の特定の部分を右クリックしてメニューを出し、設定された機能を呼び出す事ができます。
カンバス
拡大 | カンバスをマウスを中心点にして拡大します |
縮小 | カンバスを縮小します |
全体表示 | カンバスをそのままの回転率等を維持して、全体が表示される大きさに調整します |
元の状態へ | 回転率や反転の状態等を初期化し、全体が表示される大きさに調整します |
カラートレイ
この色をロック | 選択中の色トレイをユーザーが自分で変更できないように固定します |
この色をアンロック | ロックした色トレイを解除します |
色を初期状態に戻す | 全てのカラートレイを初期設定に戻します |
HSVカラーピッカー
RGBカラーを入力する | RGBカラーコードを入力して反映します。またここから選択中の色のRGB値を調べる事ができます。 |
定義
本ドキュメントとはこのHTML文章全体を指します。
本セクションとは、この文章の書かれたclassがcontentareaであるdivタグの内容を指します。
本サービスとは、ふじ絵チャットを構成する一連の静的ファイル又は動的なコンテンツの事を指します。
本ゲームとは、主に遊戯目的の本サービス内の入力インターフェース等を操作できる領域と、プログラム上の参加可能な仮想的な空間を示します。
利用者はこの本サービスを使用する利用者全てを指します。
開発者はこの本サービスを制作している者を指します。
運営者は本サービスが開発者の正式な承諾の基、ホスティングサーバー等へのファイル操作等を担当しWEB上に公開し、維持管理している者を指します。
使用条件とは本セクション内で記述される利用者との契約を示します。
概要
本ドキュメントは「ふじ絵チャット」である本サービスについて述べてあります。
本サービスは利用者に対して使用条件を提示します。
使用条件を提示する理由
開発者が自分の開発したプログラムの修正や発展させる作業を、自分の意思の基で行うという権利の正統性を予め宣言致し、利用者や部外者はこの権利を侵害できません。
本サービスは主に遊戯目的で提供されていますので、他の目的(例えばハッキングや出会い等)の利用を禁止する事で目的通りになると考えています。
過去にサービス内のコンテンツをダウンロードし、不正な改造を施して自分のサイトにアップロードする外国人がいました。続いてアップロードされたファイルを削除して欲しければ自分の要求を聞けとの脅迫を行いました。
これらの行為についてサービスは萎縮し、不正な改造を行った運営者は荒らしを放置し管理統制できない状態となり塗りつぶしや暴言の支配する日常となりました。
結果的には誰ひとりとして得をしていないと思われる状況となったため、それらの行為を禁止しておく事が重要だと考えるようになりました。
更にこれらの行為を行えば対策案を考えなければなりません。本来注力するべき処理の高速化やデザインの改良等の建設的な開発の妨害となります。
対策すれば処理は重くなり、誤反応で善良な利用者が正常な利用ができなくなる可能性が高まります。これらの理由でガッツリとこのセクションを定義する必要があるわけです。
そして利用者同士でのトラブルを最小限に抑える目的としてある程度のルールを定める事が重要だと思い、それらの事項についても記述されています。
使用条件
サービスの利用開始はこのセクションの内容を理解し、契約が成立したものとして扱われれます。
このセクションで述べる禁止行為を故意に行なってはいけません。
不満や不服のある利用者は使用してはいけません。
デザインやシステムに不満のある名人デベロッパーさんはお手本の提示をお願いします。
禁止行為
他のユーザーにとって迷惑となる行為の全般。
汚物や死体等の精神的な嫌悪物や、暴力や誹謗中傷等の描写を行ったり文章にする行為。
ネットワークやシステムに負荷をかける行為。
本サービスを構成するコンテンツのダウンロードとローカルホストや他のサーバーでアップロードしたり実行を試みる等の行為。
本サービスのプログラムの解析や改造。リバースエンジニアリング等による動作の再現。
対策
使用条件を違反しており悪質であると判断した場合等について、管理者及び運営者は契約を解除致します。
利用者の情報等の基に接続拒否等の対策を行います。
またそれらの情報は公開される事があります。
準拠法
日本国の法律を準拠法とします。
管轄裁判所
開発者の所在地最寄りの裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。
WacomTabletPluginについて
ペンタブレットメーカーのWacom社がWEBデベロッパー用に公開しているドキュメントを参考にしています。
Web Plugins
WacomTabletPluginはWacom社のWEBサイトから最新のドライバーをインストールすると導入する事ができると思います。
Intuos3、Bamboo pen touchで動作を確認しています。IntuosやBambooはWacom社の商標です。
動作確認
Windows7 64bit
GoogleChrome24、Mozilla Firefox18、Windows Internet Explorer9の環境下で動作するのを確認しました。
Windows8 64bit
GoogleChrome24(非モダンUI)、Mozilla Firefox18、Windows Internet Explorer9の環境下で動作するのを確認しました。
このセクションに登場するプロダクト名はそれぞれの会社の商標です。
Adobe Flash Player 10.3を対象としてプログラムしてあります。
ご利用頂くにはFlash Player 10.3以上のインストールが必要です。
使用するポートについて
接続状況が良くない場合はFlashPlayerが使用するポートを開放する事で改善する事があります。
UDP 1935と、UDP 19350~65535の範囲を開放して下さい。
ファイアーウォールでも同様にこのUDPポートを使用できるように設定する必要があります。
ポート開放の目安として、Adobe社のデベロッパーが提供していると思われる
RTMFP Connective Checkerがあります。